久しぶりというか、今年初めての樹木剪定に喜び勇んで参加しました。
冬に逆戻りしたような寒い日曜の朝でしたが、参加者9名は元気一杯でした。
刈込みは剪定の基本
そこで常緑樹のツゲ、マキ、キャラボク等の刈込剪定の訓練してきましたが、
葉を落として樹形がはっきり見える木は、新芽が芽吹く(花芽分化期)前の今が剪定の時期
ということで、落葉樹の整枝(整姿)剪定のため会場から車で10分ほど離れた植木畑に移動…
畑は初めてでしたが、広いうえに多種多様な木があり、
四季を通じて剪定の勉強ができる良い場所だと思いました。
まずは、頭の整理から…
①木を眺めて樹冠を決める。
②服装や安全帽、安全ベルトの確認
③脚立、三脚の足場を確かめる。
④枯れ枝、折れ枝、病害虫に犯された枝を取り除く。
⑤樹形を乱す忌み枝を取り除く。
(徒長枝、立ち枝、平行枝、逆さ枝、絡み枝、交差枝、車枝、胴吹き、ヒコバエ等)
⑥樹冠より伸びた枝、勢いのある枝、混み過ぎた枝を切り詰める。
(剪定は強気を挫き、弱気を助ける。)
⑦徒長枝には花芽がつきにくいので途中から切って短枝を増やすか又は元から切り取る。
⑧外芽で切ると木は広がり、内芽で切ると木が細っりとする。
⑨枝は三つを割る。
木によってそれぞれ特徴があり、どこで切るか、どの枝を残すか、全員で悩み考えながら
カキ、トサミズキ、ハナモモ、ムクゲ等に挑戦しました。
次期会長曰く、場数を踏めば段々と上手になってくる…
まだまだ木に登ってから悩んでいる状態ですが、この言葉を信じ
いずれはスムーズに鋏が出るように頑張ろうと思います。
途中、市内放送が流れ14時46分から被災者のご冥福を祈り黙とうを捧げ、
その後、松の剪定も体験できて、有意義なうちに終わりました。
夕方は更に寒くなり、震えながら会場に戻ると、温かいお茶とヨモギ餅が待っていました。
お昼には筍ご飯(初物)のおにぎりとたくあんを頂きましたが、
いつも手作り料理をありがとうございます。
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