2011年11月19日土曜日

偽物の金魚も最高でした!

野田首相が、民主党代表選の演説の中で、

「どじょうがさ、金魚のまねすることねえんだよなあ」と

自らを泥臭いどじょうに喩えていました。

相田みつをさんの詩を引用したことは、みなさんもご存知だと思いますが、

これには、どじょうはどじょうとして本物、金魚は金魚として本物、

どじょうが金魚のまねをした時、偽物になるという意味が込められているようです。




そんなことを思い出しながら六本木のリッツカールトンホテルに泊まり、

「金魚」でニューハーフのエンターテイメントショーを観てきました。




客席は100人くらい入れると思いますが、金曜日とあって満席です。

開演まではダンサーが客席を回り、楽しい会話や写真も撮ることができました。



そばでじっくり見つめてみると、本当に美しい偽物の女性達ですが、

喉ちんこも出てないように見えるし、エッ、本当に男か???

自分の目を疑うばかり…


いよいよ開演です。

大きな音楽と眩しいくらいのライトに照らされ、歌舞伎のような妖艶なダンスから始まり、

キャッツのようなミュージカル、戦中戦後の沖縄をモチーフにしたもの、

バルーンスカートドレスのダンス、サーカスのようなアクロバティックなショー、

フリフリスカートのダンス、スカートを脱いだセクシーなダンス、

そしてフィナーレは、可愛いドレスで曲に合わせてタップを踏むリバーダンス。

さほど広くないステージですが、舞台装置が凝っていて縦横無尽な動きが楽しめます。

残念ながら写真に収めることはできませんが、とってもブラボーな気分でした。

ショーが終わるとダンサーさん達の紹介があり、

誕生日を迎えた人には記念撮影のおまけまで付いていました。

しかし、たった8名で次から次へと衣装を替え、激しい動きをしたばかりなのに

呼吸の乱れも感じさせないところを見ると、相当訓練しているんだなあと感心しました。

最後に怜臣(レオ)さんと握手しましたが、とっても柔らかくてゴツゴツ感がなく、

お化粧といい、身のこなしといい一生懸命本物になろうと

細かいところにまで努力している姿にエールを送ってお別れしました。

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