軽く腕を組んだ2人は扉の前で深呼吸!
係の人の合図で扉が開け放たれると教会の中から拍手と歓声が沸き起こる。
エスコートしながら一歩入場し、2人そろって深く頭を下げる。
背を伸ばし、祭壇の十字架を見つめながらバージンロードをゆっくりゆっくり進む…
前から3列目で立ち止まり、最前列で待ち受けていた新郎と私は会釈を交わす。
サッちゃんの右手は私の腕から白い手袋の上に、そして向き直った新郎の腕の中へ
腕を組んでいた私の左手は、サッちゃんの背中を押すように前へ送り出す。
そして2人は祭壇へ向かう…
新婦の父親として最も緊張する、注目される瞬間でした。
式が終わると晴れ間が出てきた中庭で、幸せの鐘をならし
全員で手にしていた風船を天に向かって放つ
そして、祝福のライスシャワー
披露宴のテーブルは楽器の名前
ウエディングケーキはピアノの形をした生ケーキ
2人の幼い時の写真は、「二人の歴史秘話 ヒストリア」と題して
NHKの番組「ヒストリア」の曲に合わせて写しだされ、
にくい演出によく企画したものだと感心させられる…
ところが、その2人も考えつかなかった教え子からの祝福のDVDが写された。
同僚の先生たちが合間を縫って撮影してくれたんだと思う。
有難いことです。
そればかりか、飛び入りで6年生の生徒と父兄が会場に訪れ、
祝福の挨拶とお祝いの合唱までしてくれました。
これには2人ばかりでなく、披露宴に出席してくれた先生方も驚くようなサプライズ!
2人とも生徒に慕われているんだな~と実感させられました。
5年前、お兄ちゃんの結婚式では直ちゃんが嫁いで来てくれたので
両家を代表しての挨拶はあったものの「良かった。良かった。」と
喜ぶだけで終わったけれど今回はちょっと違う。
サッちゃんから両親への挨拶…
親も忘れていたようなことや思い出話、金ちゃんのことも涙をこらえて話してくれて、
最後にお父さん、お母さん、今まで育ててくれてありがとう!
これからは2人で幸せになります。
これには私もみっちゃんも泣けてしまいました。
2人とも良い子に育ってくれてよかったと思うし、連れ合いも良い人で感謝しています。
あっくんと直ちゃん、サッちゃんと優樹さん
幸せな家庭を築いて下さい。
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