2012年4月28日土曜日

感謝の気持ちで練習に励みます。

昨日の雨で、練習場もぐちゃぐちゃではないかと心配でしたが、

舟木さんから決行の電話を受けたので、行ってみることにしました。

朝靄の中、ラジオでも運転に注意するよう呼びかけていましたが、

みっちゃん弁当を受け取り、安全運転で八街に出発!


会場に一番乗りかと思いきや

前回参加できなかった棚倉さんが、すでに作業服で整地をしているではありませんか…

私もさっそく作業着に着替えていると、舟木さんと1級受験の今成さんも到着。

今日は友の会としての集まりでなく、受験者が練習するために集まったんですが、

それを知った進藤事務局長と斉藤副会長までがご指導に参加して頂けることになりました。


ここが千葉友の会の良いところだと思う。

年会費5千円(初年度は1万円)なのに、

剪定にしても検定試験にしても、先輩達がプロの技術を惜しみなく丁寧に指導してくれる…

なぜだろう?

私なりに考えると、先輩たちは心から造園・植木剪定が好きなんだと思う。

だから商業主義に走らず、ひたすら同志の後進の育成に夢中になれるんだと思う。


本当に感謝感謝で時には叱られることもあるけれど、

間違いを指摘してくれるのは上達を望む気持ちがあってこそと痛感する。


私も仮に合格できたならば、自分のことだけでなく、

先輩たちを見習って後輩の役に立てるようになりたいと思います。


今日は練習に夢中で写真は撮っていませんが、四つ目垣が早くできたので、

縁石、敷石、飛石、築山と仕上げの整地に時間をかけて練習することができました。

ちょっと前進したのかな?

頭より身体で覚えるまで練習しなければなりませんが、ちょっとばかり希望が持てた一日でした。









2012年4月27日金曜日

千葉友の会15回目

前回の講習では四つ目垣の作成までで終わってしまいましたが、

今年は1級受験者が4名、2級受験者が3名もいるので、

練習をしながらその都度、先輩たちからの指導を受けることになり、

4月22日は、一人一区画の練習場で千葉県の実技試験問題の施工図を見ながら

各自で練習を行うことになりました。

まずは区画内の整地、

GLが平地になっていないと図面通りに仕上がらないので重要な作業です。



次に柱の建て込みです。

端から水糸に沿って200㎜と1700㎜にピンポールを差し、

更に手前200㎜の位置にピンポールを差してその交点に穴を掘ります。

深さ約60cmの穴を掘るだけでも結構力が必要ですよ。

千葉県の場合は柱が垂直に建っているかは目で確認するらしく

水平器は使ってはダメだと注意されてしまいました。

2本の柱を1000㎜に建てたら天端に水糸を張り、

水平かどうかを張った水糸とその先の景色を参考にしながら確認します。

水平になったら、柱と柱の間の土をスコップで掘り起こし、

立子が入りやすいように耕します。

そして、胴縁と立子の準備です。

裏の竹山からとってきた4本の竹の枝を落とし、節を見ながら末口と元口を再確認

胴縁用として末口を節留して約1600㎜に切ったものを3本

立子用に末口止めして1100㎜に切った竹を9本用意します。

竹は節のところで微妙に曲がっているので、枝のあったところを真横にすると

正面から見た場合真っ直ぐに見えるので、これを注意するだけで出来栄えがかなり違います。

これも千葉県だけかもしれませんが、胴縁の竹は太いのを真中に、

立子も太いのを中心にして柱に近くなるほど細い竹を使うのがコツだということでした。

シュロ縄も下から縛っていくのが手順だということでした。

なお、区画内から出られるのはシュロ縄を縛る時だけで、あとは区画から出てはいけないようです。

道具も安全に気をつけ整理整頓して置くようにしなければ減点の対象になるとのこと。

シュロ縄は、加工したものは不可なので、径3㎜(黒)×30mを購入したものを

その場で作業しやすいように2本取りにします。

その際、からみ結び用にふたひろ半、残りをいぼ結び用に分けておくと作業効率もよく便利ですよ。

もちろんその後水に浸し、土がつかないように袋に入れておきます。


縁石、敷石、飛石、築山については、順次作業場の要点や注意点をメモしていこうと思います。


月2回の講習会だけでなく、何度も練習しないと合格はおぼつかないよ。

合格している先輩達からの厳しい激励を受けたので、皆さんも熱心に予習をしているようです。

私も16日と19日に一人で練習し、一通り最後まで仕上げることができましたが、

4時間以上もかかってしまいました。



2時間30分で仕上げなければなりませんので、まだまだ訓練が必要です。

金ちゃん、頑張るからね!




2012年4月19日木曜日

道具は揃った

実技(作業)試験には、当日会場で支給される材料の他に受験者が持参しなければならない

工具等があります。

○支給材料

・丸太(自然木) 末口6cm 長さ約1.6m           2本  竹垣用

・唐竹       15本じめ(4節上り、回り7~9cm)    4本  胴縁及び立子用

・釘         長さ45㎜                   7本  予備含む

・飛石        踏面35~50cm程度、厚さ10cm前後   3枚

・敷石        長さ60cm×幅30cm×厚さ6cm      2枚 石材又はコンクリート製

・縁石        径15~20cm程度、厚さ8cm以上    10個 自然石(予備含む)

                          長さ60cm×幅10cm×厚さ10cm     1本 石材又はコンクリート製

・中木        H1.5m                      1本

・低木          サツキツツジ等H0.3m、W0.3m      2株

・下草       ヤブラン、オオバジャノヒゲ等       1株 3芽立ち以上、コンテナ径10.5cm


○受験者が持参するもの

※使用工具等は次のものに限るが、同一種類のものを予備として持参することは差し支えない。
ただし、試験場の状態により、これ以外に持参する工具等を指示された場合は、その工具を
持参すること。

※持参する工具に計測できるような加工はしないこと。

・シュロ縄 径3㎜(黒)   必要量  2本取り可、加工したものは不可

・巻尺               1

・のこぎり              1

・竹ひきのこ           1

・金づち              1

・木ばさみ           必要数  剪定ばさみも可

・くぎ抜き             1

・きり(三つ目きり)       1     充電式ドリルも可

・木づち(このきり)       1

・こうがい板(かき板)     1     地ならし用(250~300mm)

・れんがごて         必要数     地ごても可

・釘袋               1

・手ぼうき           必要数

・水糸              必要数  糸巻も可

・水平器              1

・スコップ(剣スコ)     必要数  両面スコップ、移植ごても可

・きめ棒(突き棒)        1

・遣方杭(位置だし棒)   必要数  ピンポール相当品

・作業服等          一式

・保護帽              1

・作業用手袋           1   使用は任意

・鉛筆             必要数


新たにピンホール10本、充電式ドリル、両面スコップを購入しましたが結構な金額になってしまいました。

受験料や講習料と出費がかさむので、できるだけ道具は使い慣れたものや家にあるものを利用しましょう。

私も他の工具類は父親が使っていたものを利用することにしました。


後から聞いたんですが、ピンホールは水糸を縛る時に滑りやすいので、百均の菜箸が安価で便利だと…

孟宗竹を細長くカットしたものでも使い易いらしい。

早く聞いとけば良かった。 残念!

市販していないのが、木製の突き棒とこうがい板

突き棒は直径4~5cm、長さ150cmの真っ直ぐな棒なんだけど、なかなか無いんだよね。

材質も硬い方が良いんだろうけれど、仕方なく市販の丸太をカンナで削って作りました。

その代わり防腐剤をたっぷり注入!

あと、こうがい板は家にあった幅10cm、厚さ1cmの長方形の板端を利用しました。

片方を直角、もう一方を45度にカットした上底20cm、下底30cmの台形でです。

下底を斜めにカットすると使い勝手が良いようです。

これで、持参するものはすべて揃ったので、温かくなったら練習しようと思います。














2012年4月11日水曜日

申請手続き完了

造園技能士2級受験のため、

千葉県職業能力開発協会に技能検定受験申請書を提出しに行ってきました。

「平成24年度前期 技能検定のごあんない」によると、

実技又は学科試験の免除を受けようとする場合は、

その免除資格を証明する書面のコピーが必要ですが、

私の場合は受験に必要な実務経験年数のみなので、

受験申請に必要なものは、

郵便局で受験手数料を納付したときの「郵便振替払込受付証明書(お客さま用)」

と、作成要領に基づいて記入した「技能検定受験申請書」だけです。


受付期間内(4月9日~18日)の消印有効で簡易書留でも郵送できますが、

技能検定学科試験問題解説集を販売していると聞いたので、

直接持参することにしました。


「技能検定受付」と書いてある4号館に入り、丁重に担当官に受験申請書を提出すると

内容確認と受験資格審査をするので、しばらく椅子に腰かけて待っているように告げられた。


緊張島倉千代子(きんちょう しまくらちよこ)な気分…


しばらく待つと、申請が受理されたと告げられ、にやけるアタイ!

気持ちが楽になったところで、目的の本を即金で購入。


学科試験は、(社)日本造園組合連合会発行の参考書「造園施工必携」と問題集「精選500題」を

中心に勉強してきましたが、




先輩から中央職業能力開発協会の№13「造園」を見せて戴き、解答の他に明解がついているので

働きながらの勉強で時間がない私にとっては便利だと思い、衝動的に欲しくなってしまった訳です。




家でじっくり勉強するときは必携と500題、通勤時は造園と使い分けて勉強しようと思います。


今日は生憎の雨模様…

晴耕雨読

午後は静かな自宅で読書に夢中!

晴れたら八街に行って、日本造園組合連合会の「造園実技作業の手引き(1,2級)」を参考に、

身体が覚えるまで実技の訓練をするぞ!

金ちゃん 応援宜しく!















2012年4月8日日曜日

千葉友の会14回目

金ちゃんの供養の後、千葉友の会の総会(13回目)があり四街道の会場に参加してきました。、

平成23年度の活動についての報告と次年度の新役員や活動計画等が決定しました。


そして、新年度最初の会合となった今日は、八街で検定練習場の整地と実技課題の指導がありました。

まず、会場で支給される材料と受験者が持参する工具等についての説明があり、

現物を確認しながら購入時の注意点をメモ。

次に配布された作業図をみながら2時間30分で仕上げる作業工程についての説明を受け、練習場へ。


昨年合格した2名と会長、副会長や事務局長等のご指導のもと、仕上げるまでのつもりでしたが、

竹の元口、末口の見分け方、いぼ結びの練習に時間がかかり、

敷地の整地、柱の建て込み、胴縁、立子と四つ目垣の作成までとなってしまいました。




私を含めた受験者はもちろん、受験はしない?けど技術習得のために参加した意欲のある人達が

昼飯や休憩も忘れて熱心に取り組んで、誠に有意義な会合でした。


7月の試験まで3ヵ月余り…

学科試験に要素試験もあるので、時間的余裕がないけれど

皆さんの好意と熱意に報いるためにも、何度も練習して頑張る決心をしました。