2012年3月31日土曜日

金ちゃんの供養

サッちゃんの結婚式があって、一人で留守を守ってくれた金ちゃん。


翌朝、金ちゃんの葬儀のため市川のペット霊園へ…

結婚式の余韻で遅くまで語り明かし寝不足だったが、昭くん、直ちゃんも一緒に行ってくれた。

日曜の朝にしては車が多く9時ぎりぎりの到着になってしまったが、

霊園の担当者は静かに丁寧に迎えてくれました。


今にも起きてきそうな安らかな寝顔だけれど、冷たくなってしまった金ちゃんを

礼拝堂正面の祭壇に安置し、供養してもらいました。


最近は栄養のあるドッグフードで歯周病になるペットが多いという。

歯周病は徐々に身体を脅かし、命を襲う恐ろしい意病気だと聞かされたので、

このブログを見たペットを飼っている皆さんは、

強引でもいいから歯ブラシをしてあげて、

歯周病の予防に努めて長生きをさせてあげて下さいね。


おむつをしたり、点滴をしたりして長く患い、飼い主が疲れてしまうケースもあるのに

金太郎ちゃんはすぐに逝ってしまった。

でもそれは、苦労をかけまいとした金ちゃんのせめてもの家族への恩返しだったんですよ。



金ちゃんはそこまで考えてくれていたんだね…

ありがとう金ちゃん、安らかに眠ってね。

家族想いの金ちゃん、今度は人間に生まれてくるんだよ。


寂しいけれど、金ちゃんが迷って天国に行けなくなるといけないので

悲しがらず明るく送ってあげることにしました。


何度も身体をさすってあげ、最後のお別れ…


見知らぬ霊園で眠るより、大好きだったお庭にいた方が金ちゃんも喜ぶと思い、

お骨は自宅に引き取りました。







2012年3月28日水曜日

さっちゃんの門出の日

サッちゃんの左手にブーケ、私の右手には白い手袋、

軽く腕を組んだ2人は扉の前で深呼吸!

係の人の合図で扉が開け放たれると教会の中から拍手と歓声が沸き起こる。

エスコートしながら一歩入場し、2人そろって深く頭を下げる。

背を伸ばし、祭壇の十字架を見つめながらバージンロードをゆっくりゆっくり進む…






前から3列目で立ち止まり、最前列で待ち受けていた新郎と私は会釈を交わす。

サッちゃんの右手は私の腕から白い手袋の上に、そして向き直った新郎の腕の中へ

腕を組んでいた私の左手は、サッちゃんの背中を押すように前へ送り出す。

そして2人は祭壇へ向かう…

新婦の父親として最も緊張する、注目される瞬間でした。


式が終わると晴れ間が出てきた中庭で、幸せの鐘をならし






全員で手にしていた風船を天に向かって放つ





そして、祝福のライスシャワー








披露宴のテーブルは楽器の名前

ウエディングケーキはピアノの形をした生ケーキ




2人の幼い時の写真は、「二人の歴史秘話 ヒストリア」と題して

NHKの番組「ヒストリア」の曲に合わせて写しだされ、

にくい演出によく企画したものだと感心させられる…

ところが、その2人も考えつかなかった教え子からの祝福のDVDが写された。






同僚の先生たちが合間を縫って撮影してくれたんだと思う。

有難いことです。

そればかりか、飛び入りで6年生の生徒と父兄が会場に訪れ、

祝福の挨拶とお祝いの合唱までしてくれました。






これには2人ばかりでなく、披露宴に出席してくれた先生方も驚くようなサプライズ!

2人とも生徒に慕われているんだな~と実感させられました。


5年前、お兄ちゃんの結婚式では直ちゃんが嫁いで来てくれたので

両家を代表しての挨拶はあったものの「良かった。良かった。」と

喜ぶだけで終わったけれど今回はちょっと違う。


サッちゃんから両親への挨拶…

親も忘れていたようなことや思い出話、金ちゃんのことも涙をこらえて話してくれて、

最後にお父さん、お母さん、今まで育ててくれてありがとう!

これからは2人で幸せになります。


これには私もみっちゃんも泣けてしまいました。

2人とも良い子に育ってくれてよかったと思うし、連れ合いも良い人で感謝しています。

あっくんと直ちゃん、サッちゃんと優樹さん

幸せな家庭を築いて下さい。


2012年3月24日土曜日

偶然とは思えない

当日、出かける前だと家族を慌てさせることになる…

出かけた後だと一人庭で倒れていることになる…

何時までも一緒にいたいけれど、身体のことを考えると

できるだけ迷惑をかけないように、悲しませないように、驚かせないようにと

金ちゃんなりに考え貫いたんだと思う…

それなら前日でなくもっと後でもよかったじゃないかと、金ちゃんに話しかけてみたけれど

すでに身体は余裕も無いほど精一杯だったんだろう…


一夜明け、安らかに寝ているような金ちゃんを見つめていると

事故でも怪我でもなく、自ら重い決断をしたように思えて仕方がない。


家族思いの金ちゃん、本当にありがとう! 

そう思うと、何時までも悲しんでいる場合ではない。


今まで12年近く、たくさんの思い出を作ってくれた金ちゃん。

金ちゃんの想いと楽しい思い出を胸に、さっちゃんの結婚式に行ってくるから

金ちゃんは天国からさっちゃんの幸せを見守りながらゆっくり家で休んで待っててね!

それでは行って来るね。

2012年3月23日金曜日

金ちゃんありがとう!

3年ほど前に肺水腫で危篤状態になり緊急入院して一命を取り留めた金ちゃん。

先生から「何時急変してもおかしくない状態」だと告げられました。

キャバリアに多い病気だと知らされましたが、なんとか長生きをさせてあげたいと思い、

以来、毎週通院して検査を受け、家でも健康管理には気をつけてきました。


しかし完治する病気ではないので、症状を和らげていくしかないという…


案の定、元気で散歩にも喜んでいた金ちゃんも

薬の副作用で膵臓や腎臓に負担を抱えるようになっていました。

金ちゃんは脈拍数も多いので、心臓への負担も多いという…


このところ食事は喜ぶというより、しばらくにらめっこをしていることが多く、

「食べないの?」と話しかけると、目を丸くして「ウーッ」とけん制しながら食べていた金ちゃん。

食べない時も多くなり、不規則な時間に食事をすることも増えたので

「金ちゃん、薬を食べないと元気にならないよ!」と話しかけながら

みっちゃんは苦労していたようです。

でも夜は咳をすることもなく、安定した寝息で熟睡していたのでホッとしていました。


さっちゃんまだかな~

通院途中で休憩です



昨晩もみっちゃんと一緒に布団で熟睡し、

今朝はお肉に交ぜた薬を食べ、いつものようにソファで横になっていました。

朝の薬からだいぶ時間がたったので、

ご飯をあげようとドッグフードの袋をとりだし、「金ちゃんご飯だよ!」と言うと

金ちゃんはソファから飛び起きて台所まできたんですが、

器の前でバタッと倒れるような音がしました。

私はてっきりフローリングに足を滑らせたのかと思いましたが、

振り返ってみると仰向けになったまま、一生懸命起き上がろうとしているけど起きれません。

金ちゃんどうしたのッ!? 

慌てて抱きかかえ名前を連呼しても、黙ったまま…

電話をして病院へ連れて行こうとしましたが、

その暇もなく徐々に反応が薄れ、10時35分私の腕の中で静かに息をひきとりました。

あまりにも突然で一瞬の出来事でした。

急性心不全 怖い病気です。



思えばさっちゃんが気に入って我が家で育てるようになった金ちゃん。

生まれて3ヶ月の本当に可愛い子犬でした。

あれから11年と11ヶ月…

4月23日生まれだから、あとちょうど1ヶ月で12歳の誕生日だったんだけど

さっちゃんが嫁ぐ日の前日に金ちゃんも旅立ってしまいました。

金ちゃんも分かっていたのかな…


思いがけず動物病院から献花が届いたので、枕元に飾ってあげました。




我が家の一員となってから、何時も会話の中心的な存在で家族を癒してくれた金ちゃん!

今まで本当にありがとう! そして、ゆっくりお休み。

2012年3月14日水曜日

新たな命が誕生しました

太平洋の洋子さん

第2子の出産予定日が3月7日と熊ちゃんから聞いていたので

そろそろ連絡がある頃かと思っていたところ、先ほどメールで報告を受けました。

予定通り7日AM4時6分に3,472gの男の子を無事出産!

早朝で寝不足かと思いきや、スーパー安産だったようです。

母子ともに健康で良かった、良かった。


洋子さんとは上野の開業準備室で一緒に仕事をするようになってからのお付き合いだから

もう10年以上になるんだな…

当時大学を卒業したばかりで右も左も分からないお嬢さんだったけれど

歴史のある上野の開発にあたっては、どこに何があるのかまったくの迷路状態。

2002年2月22日オープンとプレス発表したものの

社長もオープン日を遅らせるしかないと判断する状況の中で、

我武者羅に開業に尽くした11名のメンバーの一人だった。

今は思い出として笑い話になるけれど、当時は戦場だったよな。

その戦友だった洋子さんが2児の母親になったんだね。

おめでとう!

時代が変わっても、生活の場が変わっても戦友の幸せをお祈りいたします。

一姫二太郎、最高じゃないですか!

これからも母として妻として、幸せな人生を過ごしてください。

尿介や御両親にも宜しくお伝えください。

そして爺をこれからも宜しくお願いいたします。

とはいっても、我が家では残念ながらまだ爺になれてないんです

トホホ!

あっくん、頼むよ!

2012年3月13日火曜日

千葉友の会12回目

久しぶりというか、今年初めての樹木剪定に喜び勇んで参加しました。

冬に逆戻りしたような寒い日曜の朝でしたが、参加者9名は元気一杯でした。

刈込みは剪定の基本

そこで常緑樹のツゲ、マキ、キャラボク等の刈込剪定の訓練してきましたが、

葉を落として樹形がはっきり見える木は、新芽が芽吹く(花芽分化期)前の今が剪定の時期

ということで、落葉樹の整枝(整姿)剪定のため会場から車で10分ほど離れた植木畑に移動…

畑は初めてでしたが、広いうえに多種多様な木があり、

四季を通じて剪定の勉強ができる良い場所だと思いました。


まずは、頭の整理から…
①木を眺めて樹冠を決める。
②服装や安全帽、安全ベルトの確認
③脚立、三脚の足場を確かめる。
④枯れ枝、折れ枝、病害虫に犯された枝を取り除く。
⑤樹形を乱す忌み枝を取り除く。
(徒長枝、立ち枝、平行枝、逆さ枝、絡み枝、交差枝、車枝、胴吹き、ヒコバエ等)
⑥樹冠より伸びた枝、勢いのある枝、混み過ぎた枝を切り詰める。
(剪定は強気を挫き、弱気を助ける。)
⑦徒長枝には花芽がつきにくいので途中から切って短枝を増やすか又は元から切り取る。
⑧外芽で切ると木は広がり、内芽で切ると木が細っりとする。
⑨枝は三つを割る。

木によってそれぞれ特徴があり、どこで切るか、どの枝を残すか、全員で悩み考えながら

カキ、トサミズキ、ハナモモ、ムクゲ等に挑戦しました。



次期会長曰く、場数を踏めば段々と上手になってくる…

まだまだ木に登ってから悩んでいる状態ですが、この言葉を信じ

いずれはスムーズに鋏が出るように頑張ろうと思います。

途中、市内放送が流れ14時46分から被災者のご冥福を祈り黙とうを捧げ、

その後、松の剪定も体験できて、有意義なうちに終わりました。


夕方は更に寒くなり、震えながら会場に戻ると、温かいお茶とヨモギ餅が待っていました。



お昼には筍ご飯(初物)のおにぎりとたくあんを頂きましたが、

いつも手作り料理をありがとうございます。

2012年3月7日水曜日

目指せ造園技能士!

技能検定試験の日程が公示されました。

・受験申請受付  4/9(月)~4/18(水)
・実技問題公表  5/28(月)
・実技試験     6/4(月)~9/9(日) ただし例年7月の猛暑の頃のようだが公示待ち。
・学科試験     8/19(日)
・合格発表     9/28(金)

造園技能士の試験には、学科試験と実技試験(要素試験と作業試験)があります。

学科試験は造園及び公園、施工法、材料、設計図書、測量、関係法規、安全衛生の中から

正誤法と4肢択一の問題が出題されます。

要素試験は、用意された樹木の枝葉を見て、樹種名を判定します。

作業試験は、指定された区域内に四つ目垣の制作、縁石・飛石・敷石の敷設、築山及び植栽作業

を2時間30分で行います。

学科試験は出題範囲が広いので覚えることが多くて高齢者の硬くなった頭には大変なんだけど、

受験対策として「造園施工必携」と問題集「精選500題」を繰り返し覚えるしかない。

要素試験対策としては、樹木参考書「葉っぱで気になる木がわかる」等で樹木の特徴をつかみ

近くの運動公園を散歩しながら実物の葉の形、葉のつき方、縁の様子などをよく観察しようと思う。

試験の樹木には花や実がついていないので、葉や幹のみで判定できなければならないが、

同じ仲間の樹木は似通っているので迷ってしまう…

しっかり特徴を覚えよう。

そして最後になったけれど、試験日が一番早い作業試験

先輩達の話では、猛暑の中で要領よく作業しないと、体力的にも時間的にもきつくなるという。

参考書「1・2級実技作業の手引き」で作業図や作業のポイントを確認しながらシュミレーションして

流れを覚えよう。

作業試験の場合は、何度も練習して身体で覚えなければならないので、友の会だけでなく

自宅でも練習しようと思います。

今から試験が待ち遠しい思いですが、今月はサッちゃんの結婚式が待ってます。

カウントダウンもあとわずかとなりました。

無事に親の務めが済んでから、受験勉強に集中しようと思います。