さっちゃんが、横川駅の駅弁「峠の釜めし」を買ってきてくれた。
高崎のだるま弁当は赤いプラスティック容器になってしまったけれど
いまだに陶器の釜を使っていることが懐かしく感じられる…(感激!)
信越本線横川駅と軽井沢駅間は碓氷峠を越えるため、
1000分の30(1000m先が30m上っている)という急こう配の線路。
列車がこの間を運転するには補助機関車を連結しなければならなかった。
登りきれなくなったり、滑走するのを防ぐためだけれど
そのため下り列車は横川駅で、上り列車は軽井沢駅で連結作業のために
長い停車時間があった。
駅弁というと、短い停車時間で急いで買わなければならなかった思い出があるけど
ここでは慌てることはなかった。
ゆっくり進む車窓からの景色を堪能しながら釜めしを食べることが楽しみだった…
長野新幹線が開業し、1997年10月以降は廃止となって乗ることはできなくなってしまったが、
釜めしをいただきながら懐かしい思い出を味わうことができた。
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