昨日、名古屋から帰ったばかりですが、今日は趣味の造園の腕を磨くため、そして異業種の人達との交流を求め、庭木の手入れ実践セミナーに参加してまいりました。
場所は、外房線誉田駅から車で約5分ほどの「茶の湯の里」で行われました。
私は、植木に関心もなく、ましてや毛虫が大嫌いでしたので、庭木の手入れなんて想像もしてませんでしたが、父が亡くなった後、仕方なくする羽目になりました。もう20年余り前の話です。
毎年伸びる枝を剪定し、虫に食い荒らされた木、カイガラムシや病気になった木を消毒していくうちに、父が大切にした植木を守りたい。もっと上手になりたい。という思いがでてきて本や通信教育で勉強してまいりましたが、知識ばかりで実践が伴いません。いつも自己流です。
そこで、本格的に実技を教えてくれるところはないかと探していた折、インターネットでやっと見つけたのが㈱仁風が主催するこのセミナーでした。
本場京都や奈良で修業を積んだ庭師が直接指導してくれる。ましてや私も好きな透かし剪定を推進しているので迷わず決めました。
今日は十数名の参加者でしたが、自己紹介で定年後に庭師を目指す方、自宅の庭木を綺麗に手入れしたいと思っている方や花屋さんや芸術に関心を持っている方などいろいろな方が参加しておりました。
座卓講習の後、津軽三味線の生演奏を目前で聞くことができて、とっても感動しました。
食後は庭に出て、待ちに待った実技講習です。
まずは竹箒の使い方からです。
竹箒は筆のように地面に直角に持ち、回しながら掃いていくのが正規の使い方だそうです。
横や斜めにして掃くと片方がすり減って使い物にならなくなる。
道具を長持ちさせるのも庭師の技。
納得させられました。
実技で体を動かした後は、葛切りと抹茶で一息。
異業種の方々との知り合いもできて、充実した一日でした。
今回写真を撮る時間はありませんでしたが、㈱仁風のHPで今回のセミナー風景がご覧になれますよ。
私の剪定している写真もあるかも…。
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