会社の規定によると、誕生日の前日の属する月の末日(?)が退職日になる。
私の場合、7月23日が誕生日なので
その前日(22日)の属する月(7月)の末日(31日)が退職日になる
ということで今年の7月31日で退職となります。
相当先の話だと思ってましたが早いもんです。
子供たちは立派に成人し、あとはサッちゃんの結婚式のみ。
親の務めは終わったようなものなので
退職したら好きなことをして暮らそうと4~5年前から準備をしてきました。
調理師免許があるので、蕎麦屋、うどん屋、定食屋、居酒屋もいいな…。
植木の手入れもしてきたし、庭園管理士の資格も取ったので
植木屋、造園、樹木医もいいな…。
趣味以外だと、毎日ラジオが聴ける軽トラックの運転手もいいな…。
自分の出来ること、好きなこと、楽しいことは何だろうと
身の丈で考えた結果、俺には植木屋が合ってると思いました。
道具は親父が全部揃えてくれた。
どうせ植木屋になるなら、外国に日本庭園を造れるようになりたいと思い
早期退職して大学の園芸学部で造園学を学ぶことにしました。
実は、一番仲が良く、本音で話せる上司にはこのことを話していまして、
「人生一度しか無いんだから、自分の好きなように生きた方が良いよ。
俺も美術が好きで芸大を目指していたんだけれど、芸術で飯が食えるか!
と親に反対されて、この会社にいるんだけれど
できるなら、そっちの路に進みたかったんだよね。
目標に向かって頑張って下さい。俺でできることは協力するから…。
俺も子供が大学を卒業したら、早期退職しようと思う。」
固い決意と秘めた内心を明かしあった仲でした。
そして俺は試験に合格し、早期退社を人事課に伝えました。
そこまでは順調で、前途洋々だったんですが…。
時期を同じくして、その上司に驚愕の胃がんが発見!
早期発見だと言っていたが全摘出で激やせ。
1ヶ月後に職場復帰しましたが、
食事も摂れないのに明るく元気に振舞っているのが、なおさら辛く見える。
衰弱した彼に私の仕事も引き継いで辞めると死を早めることになるのでは…。
悩みました。
本当に悩みました。
その結果、
違う手段と方法で目標に向かうことにして辞めることを止める重い決断。
人生思うようには行かないものですが、
目標は常に持っていたいと思います。
皆さん!
自分の人生の主役は自分です!
一筋縄では行かないっことが多いけれど
人生の目標を持ちましょう!
硬い話でごめんなさい。
0 件のコメント:
コメントを投稿