2010年8月15日日曜日

終戦記念日

 残暑厳しい中で、食べ物も少なく、

空襲の夜は電球も点けられず、

狭い防空壕に隠れて過ごした当時の人達は

本当にご苦労されたことと思う。

私が生まれるずーと前は、我家は都内にあった。

祖父は宮城県の出身で、生家が牛馬売買商「愛養舎」を

営んでいた関係で宮内省騎馬隊に勤めていたからだ。




その後、祖母と結婚し母が生まれた。

母は大正15年(昭和元年)生まれなので終戦当時は20歳

強烈に脳裏に残っていたのだろう。


  東京は大空襲で火の海、

  熱さに耐えかねた人達が隅田川で折り重なって死んでいた。

  私達家族も必死になって逃れ、

  やっとの思いで祖母の実家がある千葉にたどり着いた。

  そりゃ大変な時代だった。と亡くなった母からよく聞かされた。

終戦記念日にあたり、家族の幸せと平和の大切さを思い知らされた。

孫ができたら「火垂るの墓」を見せてあげようと思っているんだけど…。

まだまだ先になりそうです。

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