2010年4月25日日曜日

こんな電話を受けました。皆さんならどうしますか?

「お電話有難うございます。○○店の××です。」

「パン屋さんに繋いで頂けますか?」

「かしこまりました。少々お待ち下さい。」


 ~内線電話の赤ランプがしばらく点灯したまま~


 《長かったな。クレームという感じでもなかったのに…。》


 しばらくすると、また電話が掛かりました。

「お電話有難うございます。○○店の××です。」

「○○店の方ですか?」

「はい、そうですが。」

「実は誠に恥ずかしいいことなんですが、ご相談があってお電話をしたんです。聞いていただけますでしょうか。」

「はい、何でしょうか。先ほどパン屋さんにお繋ぎしたお客様ですね。」

「はい、そうなんです。」

 電話の相手は、近所にお住まいの年配の女性で深刻な様子で話し始めました。

【内容概略】

 ・夫は単身赴任中で毎月送金してくれるが、今月は用事があってまだ無い。

 ・私一人で夫の母(寝たきり)の介護をしていて大変疲れている。

 ・その母の様態が急変し、救急車で○○病院に運ばれた。

 ・幸い入院することなく帰れたが、精算して手元にお金が無い。

 ・近くに知り合いはいないしクレジットカードは持っていない。

 ・母のオムツが必要なのに買いたくても買えない状態だ。

 ・初めての方に本当に申し訳ない、言うのも恥ずかしい話だが、オムツを買うのに5千円だけでいいから貸してくれないか。

 ・他の商業施設や警察、近所の商店でも断られてしまって困って電話した。

 ・物騒な世の中で人を騙すことが多いが私は違う。身元の分かるものを持参する。

 ・明日送金されたら必ず返す。


こんな話が延々と続きました。

言葉巧みで本当の話にも受け取れましたが、少しでも同情するようなことを言うと、さらに理由をつけて5千円が1万円に金額アップしてしまいました。

そこで私は不審に感じ丁重にお断りしましたが、皆さんだったらどうしますか?

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