2014年5月6日火曜日

2級造園作業試験の手順と解説①

私が2級造園技能士に合格したのは2012年だから2年前になります。

その時は夢中で練習に励んできましたが、時が経つと記憶が薄れてしまい、

作業試験の要領も忘れかけてしまいました。


千葉友の会で今年受験する方の指導をすることになったのをきっかけに、

私なりに取り組んできたことを備忘録としてまとめてみようと思います。

都道府県によって、多少やり方が異なることがあるやに聞きましたが、

2級造園技能士を目指す方々の一助となれば幸いです。


○実技試験の注意事項

 2級技能検定の実技課題は、指定された区画内に四つ目垣の製作、縁石・

 飛石・敷石の敷設、築山、整地及び植栽作業を行います。

 採点は、出来栄え、施工法、寸法、仕様の正確さ、作業態度、作業時間等に

 ついて減点法で行います。

 試験時間は標準時間が2時間30分、打切り時間が3時間です。

 作業が2時間30分を超えた場合、超過時間に応じて減点され、3時間以内に

 作業が完了しない場合は失格となります。


○支給材料

 支給された材料の品名、数量等を確認し、何かしらの以上があったら速やかに

 申し出て下さい。試験開始後は原則として交換や再支給は認められません。


○持参工具等

 受験者が持参するものは、前日までにきちんと揃えて確認しましょう。

 普段使い慣れたものを手入れして使用するのが良いでしょう。

 充電式ドリル、糸巻、両面スコップ等は必要に応じて持参して良いようです。

 汗拭きようの手拭いかタオルもお忘れなく!

 私が一番困ったのが、きめ棒(つき棒)でした。

 ホームセンターに行っても売っていなかったので、加工された丸太1,800㎜を購入し、

 尖った先端を切り落とし、上下の太さを変えて丸く削り、防腐剤を塗って作りましたが、

 結構丈夫で使い勝手も良いですよ。

 

では、次回は四つ目垣の作成についてまとめてみます。